昭和期の代表的洋画家、刑部人の「塩原新緑」。サイズはＦ１０号、キャンバスに油彩、肉筆。
得意の渓流風景、これぞオサカベと言える文句なしの出来。現物の清涼感に満ちたグリーンは画像で見るより鮮やかです。
真筆保証です。
古いものですので、額の角にかけ傷、あたりキズがあります。ご了解ください。絵自体は美品です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
●刑部人 1906－1978
昭和時代の洋画家。明治39年5月5日生まれ。はじめ川端竜子に日本画を、東京美術学校(現東京芸大)在学中は和田英作、金山平三に洋画をまなんだ。
画家として順調なスタートを切ったが、ヨーロッパ各地で起こっていたフォーヴィズム、キュビズムをはじめとする新しい芸術運動の波の中で、他の多くの画家たち同様に一時的なスランプに陥るが、時流に惑わされず本来の写実中心の自分のスタイルに回帰する。
先輩の洋画家・金山平三との数々の写生旅行を経て、刑部は絵筆により細部を精緻に組み立てていく表現を超え、ペインティングナイフのバネの反動を利用して生乾きの絵具を重ねていくアクション・ペインティング風の独特の画風を生み出す。
43年日展会員。昭和53年3月8日死去。71歳。栃木県出身。
【サイズ】 額装 約７１５㎜×６４０㎜ 作品 約５３０mm×４５５mm（Ｆ１０号）
【付属品】 なし（キャンバス裏に作者自署の画題、署名）
【状態】 古いものですので、額の角にかけ傷、あたりキズがあります。絵自体は美品です。
※画像をよくご覧の上ご入札ください。
【発送】 ゆうパック１６０サイズ 元払いにてお届けいたします。
